https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1597402.html
引用元: ・ソフトバンク、テラヘルツ波(6G)移動通信の実証実験に成功、歩きスマホで100Gbps❗ [422186189]
ソフトバンクは4日、現在の5G ミリ波よりも高い周波数帯の300GHz帯テラヘルツ無線を用いて、屋外を走行する車両向けの通信エリアを構築する実証実験に成功したと発表した。
固定通信や近距離通信でのユースケースが多かったテラヘルツ無線のユースケースとして、新たに走行する車両での高速通信の実現が期待される。
一般的に、電波の周波数が高くなればなるほどより大容量の無線通信ができるが、直進性が高くなり1つのアンテナでカバーできるエリアが狭くなったり、通信距離が短くなったりする。
Beyond 5Gや6Gの研究でも、現在の5Gよりも高い周波数による通信技術の研究が進められている。テラヘルツ無線もその一つで、5G通信で利用しているミリ波帯よりも広い周波数帯(通信できる幅)が利用できるため、より高速の無線通信が実現するとして期待されている。
一方、テラヘルツ無線の周波数帯は、電波が伝播(伝わる)際の損失が大きく、実際に利用するにはビームを細くして電力を集中させ、遠くまで電波を飛ばす研究が進められてきた。通信可能な距離を伸ばすことで、光ファイバーの敷設が困難なエリアへの高速通信などへの活用が期待されている。
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